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ブログ 骨盤: 2016年2月

顎を歪める仕草、姿勢の紹介

日常のちょっとした仕草が顎に負担をかけています。
顎の歪みは顎が痛い、口が開かないなどだけでなく、ほうれい線や顔のむくみや顔の歪みの原因にもなります。
あなたはうっかり歪みを引き起こす仕草をしていないかチェックしてみてください。

1,8つの顎を歪める仕草と姿勢


1-1,頬杖

デスクワーク、物事を考えるとき、横になりながら本を読んでいる時などにうっかりしてしまうしぐさ。支えている程度の力でも繰り返すことで徐々に骨がズレてきます。
頬杖をする際は、首を傾けている場合が多く首の歪みにも影響があります。
 
 
1-2,片側噛み

片側でものを噛むことを続けていると、よく使う側の歯がすり減ってきます。
するとすり減った方へ顎が偏り、よく使う側のかみ合わせの高さは使わない側に比べて低くなることが多いです。かみ合わせが低くなると筋肉が顎の骨を引っ張り、緊張して固くなります。
 
 
1-3,うつ伏せ、横向きで寝る

横向きで寝るときの、顎の位置に対して枕が高すぎると顎を押してズレてきます。
弱い力ですが数時間その状態が続くことで顎には少しづつ負担が蓄積されてきます。
うつ伏せでは横向きより顎への負担が増え、更に首も横を向いているので首の歪みにもつながります。
 
 
1-4,楽器

楽器の演奏は体に大きな負担をかけますがバイオリンやトランペットやフルートといった管楽器などは特に首肩と顎に負担がかかります。
 
 
1-5,不良姿勢と骨格の歪み

座るときに足を組む、横すわりをする、同じ方の肩でバックを掛ける、ヒールを履くなどをしていると筋肉がコリ、骨盤を含めた骨格が歪みます。
骨盤が歪むことで骨盤に乗っている背骨が歪み、その歪みは頭蓋骨や顎にも波及します。
 

1-6,食いしばりと歯ぎしり

現代社会はなにかとストレスがたまりやすいですね。
職場や家庭の人間関係、騒音、大気汚染など気づかないうちにストレスを溜め込んでいます。うまく発散できれば良いのですがなかなかそれができずに、歯をグッと噛みしめてこらえる方が多いです。
本人に噛み締めの自覚がなくても、睡眠中に無意識に歯ぎしりをしてしまうこともあります。寝ている時の歯ぎしりは100キロ以上の負荷が顎にかかっていると言われています。
このような状態が毎晩続くと、顎や頭蓋骨を歪めるだけでなく、首や肩周辺の筋肉のコリや精神的な異常をきたすこともあります。


1-7,歯の治療

虫歯の治療で歯の削り過ぎや、クラウン(かぶせもの)の高さによってかみ合わせに狂いが出ることもあります。患者の回転率を気にしていているところや、腕の悪い歯医者にかかると歯の治療があだとなります。
虫歯を放置しているのは論外と言いたいところですが、「痛みがないとつい歯医者に行かなくなる。」という人は意外に多いです。
 

1-8,歯列矯正

キレイな歯並びの人が必ずしもかみ合わせが良いとは限りません。
見た目だけのために必要な歯を抜かれたり削られたりすることで、顎が痛い、口が開かない、首が痛い、夜眠れないなどの体調不良が起こります。
見た目だけでなく、上の歯と下の歯の接触状態が良いことが本当の機能的で美しい歯といえます。
 

2,顎の歪みを整える簡単エクササイズの紹介


2-1,顎を整えるエクササイズ①

  1. 口を軽く開ける。
  2. 下顎を前に突き出す。
  3. 元に戻す。
  4. 1~3の動作10回を1セットとして朝昼晩行う。


2-2,顎を整えるエクササイズ②

  1. 口を軽く開ける。
  2. 下顎を左に動かす。
  3. 下顎を右に動かす。
  4. 1~3の動作10回を1セットとして朝昼晩行う。
 
3,まとめ


急に歪みを引き起こす仕草を完全にやめることは難しいと思います。
まずは少しずつでいいので歪み仕草を減らしていきましょう。
 

下半身ダイエットを成功させる!タイプ別脚痩せの方法

上半身はスッと痩せているのに、下半身はどっしりしている。
多くの女性がお悩みの下半身太りですが、脚の太さが気になる方も多いかと思います。
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無理な食事制限や体に合っていない運動ではいくら頑張っても成果はでません。
脚が太くなる原因の多くが骨盤の歪みから起こっています。
また症状の現れ方はむくみ、たるみ、筋肉の張り、などがありそれぞれに対策方法があります。
つまり自分の下半身太りのタイプを知りそれにあった対策をすれば、脚からキレイにヤセルことができます!
 
1,骨盤の歪み3パターン


骨盤はもともとハート型をしています。生活習慣、運動不足、老化、出産、などで歪んできますが大きく3パターンに分類されます。また複数の歪みが合わさった場合もあります場合もあります。
 
1-1,左右にひらく
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骨盤周りの筋肉や靭帯が弱いとこれが左右に開き、四角い形に変形しヒップが四角くなります。
運動不足や老化などで起こりやすいです。
 
1-2,前後、上下にずれる
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体の左右のバランスが崩れ、片側に重心が乗っていると起こります。
イスに座るときにいつも右脚を上にして組む、ショルダーバッグをいつも右側にかけるなどの、何気ないクセや姿勢で歪みます。
 
1-3,反る
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ハイヒールを長時間履いていたり、猫背を気にして胸を張りすぎていると骨盤が反ってきます。お尻が突き出てくるのでいわゆる出っ尻になります。
当院でも多い歪みパターンです。姿勢を気にしている人ほど胸を張りすぎて、骨盤が反り体のあちこちに無理がかかっています。
 
2,下半身太りのタイプとチェック方法


2-1,むくみ

むくみを調べる方法はくるぶしの上を指で約20秒押さえます。
指を離した時にへこんだままでしたらむくんでいる証拠です。
この状態を放おっておくと老廃物が脂肪細胞のまわりについてセルライトになってしまいます。
 
2-2,たるみ

脚のたるみは筋力の低下が関係しています。
膝小僧がブヨブヨしていたり、片足立ちを続けられない(60秒ほど)などの場合は、脚の筋力が低下していると言えます。
 
2-3,筋肉のハリ

筋肉のハリのチェック方法はふくらはぎの真ん中を押してみて痛みがあるか
ハイヒールを履いていると脚全体の筋肉を刺激します。逆に長時間同じ姿勢でいると血行が悪くなり筋肉が固くなります。
 
3,骨盤の歪みを解消3つの体操


脚痩せダイエットに重要なのはまず骨盤の歪みをリセットさせることです。
ウォーミングアップに3つの骨盤体操を行いましょう。


3-1,基本の体操その1

骨盤を大きく円を描くように回す


1,足を肩幅に開き、両手を腰に当てて大きく右回りに回します。これを10回行います。

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2,腰を大きく左回りに回します。これも10回行います。

3,左右それぞれを10回行って1セットとします。

4,1セットを朝晩1回ずつ、合計2回行います。
 
3-2,基本の体操その2

上半身の前屈と後屈

1,足を肩幅に開き、息を吐きながら上体をゆっくり前に倒して前屈します。

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2,体を起こして腰に手を当てて、息を吐きながら今度は上体を後ろに反らします。

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3,前屈後屈で1回として、これを10回行い、1セットとします。
4,1セットを朝晩1回ずつ、合計2回行います。
 

3-3,基本の体操その3

開いて出っ張った骨盤を押し込む


1,足を肩幅に開き、右手を太ももの付け根(大転子)に当てます。左手は腰に手を当てます。右手で大転子の部分を左側に押します

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2,次に両手の位置を変えて、今度は左手で大転子を右側に押します。

3,左右それぞれ10回行い、1セットとします。

4,1セットを朝晩1回ずつ、合計2回行います。


4,タイプ別脚の太さの対策


4-1,むくみの対策

リンパマッサージ
  1. 足首のくるぶし内側のへこみ部分を親指で押し上げます。
  2. 膝を曲げて、膝の裏側を両手の指で太もも方向へ押し流します。
  3. 足の付根のソケイ部を上下にさすります。
むくみの原因は、筋力の低下、水分と塩分の摂り過ぎ、冷えなどがあります。
大切なのは毎日寝る前に脚のむくみをとる習慣をつけることです。
 

4-2,たるみの対策

簡単スクワット

1,足を肩幅より少し広げます。両手は前に伸ばします。

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2,つま先はやや外側に向け、膝とつま先が同じ方向を向くようにします。

3,おしりを後ろに引くようにゆっくり膝を曲げ腰を降ろしていきます。(この時に膝がつま先より前に出ないに注意します。)

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4,ゆっくりと膝を伸ばして立ち上がります。
5,5回を1セットとして、1日3セット行います。
 
※腰の下ろす位置は太ももが水平になるのが理想ですが、はじめは浅くてもOKです。
※視線は常に前を見るように行います。
足のたるみを解消するには、とにかく筋肉を鍛えることが重要です。
スクワットは、下半身の筋肉を全体的に鍛えることのできる有効なエクササイズです。
 
4-3,筋肉のハリの対策

ハムストリングスのストレッチ

1,右足はまっすぐ伸ばし、左足は曲げてあぐらをかくように座ります。
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2,背筋は伸ばし、おへそを太ももにつけるように、息を吐きながら上体を倒していきます。
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3,右足の太ももの裏側が伸びている感じがしたらそこでストップします。
4,30秒キープしたら、ゆっくり上体を起こします。
5,今度は左足を伸ばし、右足を曲げてあぐらの姿勢で座ります。
6,同じように背筋を伸ばし、息を吐きながら上体を倒していきます。
7,太ももの裏が伸びた感じがしたらその位置で30秒キープします。左右1回ずつを1セットとして、朝晩で2セット行います。
8,筋肉が張った状態で筋トレをすると、ますますガチガチになってしまいます。

気持ち良いストレッチを行いましょう。
 

5,まとめ


自分の脚の太さのタイプを知り、それに合わせたエクササイズやストレッチを行うことが脚痩せへの近道です。
毎日行うことができなくても、週に数回でもいいのでぜひ続けてみてください。
体はしっかりと反応してくれるはずです。
また、脚の太さのどのタイプも骨盤の歪みが関わっていることが多いので、ぜひ骨盤体操も行ってみてください。
 

産後の骨盤矯正はいつ受けるべきか

赤ちゃんを出産した後の、産後の骨盤矯正を受けるのはだいぶ一般的になってきましたが、いつから受ければよいかお悩みの方が多いようです。

今回は産後の骨盤矯正のメリットといつから受ければ良いのかをご説明します。

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1,出産後の骨盤の状態


体重は赤ちゃんを含めて羊水、胎盤、臍帯などで4~5キロほど減りますが、出産後の骨盤は大きく開いています。
赤ちゃんが出てきて物理的に骨盤を開くものはなくなりますが、関節や筋肉を緩めるリラキシンというホルモンは出産後数日~数ヶ月分泌されます。
 

2,開いた骨盤を放おっておくと様々な問題が


出産により開いた骨盤が元の状態に戻り切らないことがありますが、この状態のまま放置していると産後太りの原因になります。
歪んだ状態のままでの育児、授乳、家事は肩こりや腰痛などを引き起こします。
 

3,体を休ませる


出産後の体には大きな負担がかかっています。
また産後の肥立ちといい、妊娠以前の状態に戻ろうとします。

膨らんでいた子宮が元の大きさに戻る子宮復古、その収縮により起こる後陣痛、
傷ついた産道や子宮から分泌される悪露(おろ)などを経て回復していきます。
ここでしっかり体を休ませないと、発熱、尿漏れ、腰痛、子宮復古不全、産後うつなど様々な症状がでて、体調が戻らないことがあります。

 
4,産後の骨盤矯正のメリット


体型が出産前に戻りスタイルアップ
開いた骨盤を締めるので骨盤がスッキリしヒップアップ効果もあります。
 
肩こり、腰痛の軽減
歪んだ体を整えることで筋肉がほぐれます。
 
むくみ、冷え性が改善
リンパや血流が良くなるので体内の老廃物がスムーズに排泄されます。
 
その他にも便秘、頭痛、不眠症、関節痛、自律神経の乱れなどにもオススメです。

 
5,いつ受けるべきか


出産後の一ヶ月はしっかり体を休めて体調の回復に努めましょう。
出産後の一ヶ月検診で「普段の生活に戻って大丈夫。」と言われたら骨盤矯正は受けていただけます。

 
6,フランスでは産後ケアは常識!?


フランスでは国が負担して、産後リハビリという事を行っています。
リハビリの対象は骨盤、腹筋、腰椎の3箇所です。
体型、体重はもちろんのこと腹筋や骨盤底筋のトレーニングが個別でプログラムされているほどです。

 
7,骨盤ベルトは有効


すぐにでも骨盤矯正をしたい方には、骨盤ベルトもおすすめです。
緩んだ恥骨結合や仙腸関節を締めてくれるので即効性がありますが、きつく巻かないように気をつけましょう。
また長時間ベルトの使用は骨盤まわりの筋力の低下や、血行障害を起こすので長くても1日60分以内にしましょう。
 

8,帝王切開でも骨盤は開く


最近は帝王切開による出産も増えてきていますね。
赤ちゃんは産道を通りませんが、帝王切開で出産しても骨盤は歪み開いています。
こちらの場合も約1ヶ月は安静にして、1ヶ月検診後に問題がなければ受けていただけます。
 

まとめ


出産には体に大きな負担がかかります。骨盤矯正をして早く元の体型に戻りたいと思いますが、まずは体をしっかりと休ませる事が大事です。
産後の骨盤のケアを行うことで体型が戻るのはもちろん、肩こりや腰痛などの不調も改善することができます。
そしてお母さんの大事なリフレッシュタイムになります。

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